「自宅でカラーをしているけれど、縮毛矯正もしたい」
そんなお客様は実際かなり多いです。
ただ、SNSや美容記事などで「ホームカラーをしていると縮毛矯正できない」と書かれているのを見て、
不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
結論から言えば、ホームカラーをしていても縮毛矯正は可能です。
ただし、髪の状態をしっかり見極めたうえで行うことがとても大切です。
ここでは、美容師としての私の考えを交えながら、正しい判断のポイントをお伝えします。
なぜ「注意が必要」と言われるのか?
ホームカラーが問題視される理由は、主に3つあります。
① 薬剤が強く、ムラが出やすい
市販のカラー剤は“誰でも染まるように”作られているため、
サロンカラーよりもアルカリが強く設定されています。
そのため、部分的に傷みが進みやすく、髪全体のコンディションにムラが出てしまうことがあります。
② 残留成分が髪に残る
ホームカラーは酸化染料が強めに作られているため、
髪内部に酸化物や金属イオンが残りやすい傾向があります。
その状態で縮毛矯正の薬剤を使うと、反応が強く出すぎてしまうこともあります。
③ ダメージの“見た目”と“実際”が違う
表面がツヤツヤに見えても、内部では薬剤の影響で柔軟性が落ちていることがあります。
そのため、実際に薬剤をのせてみないと分からないリスクがあるのです。
私の考え方:ホームカラーを否定しません
私はカウンセリングの際、ホームカラーをしているお客様に対して否定的なことは言いません。
ホームカラーを選ぶのにも、それぞれ理由があります。
「忙しくて時間がない」「コスパを優先したい」「根元だけ気になる」など、
どれも“自分を整える努力”の一部です。
大切なのは、今の髪の状態を正確に把握し、そのうえでどう施術するかを決めること。
たとえホームカラーをしていても、状態を見極めて適切に薬剤を選べば、
安全に、そして綺麗に仕上げることは十分可能です。
実際の施術ではこう見極めます
私は施術前に髪の履歴を丁寧にカウンセリングします。
どんなカラー剤を使ったのか、いつ染めたのか、どの部分がダメージを受けやすいかを確認します。
● 根元〜中間が健康毛の場合
→ 通常の縮毛矯正用薬剤を使用。髪質に合わせてpHや還元力を調整します。
● 既染部(ホームカラー部分)がある場合
→ ダメージを考慮して、酸性〜中性のマイルドな薬剤を使用。
部分的にオベリクスなどの柔らかい薬剤を使い分けて対応します。
● 毛先が乾燥・硬化している場合
→ 1剤の塗布を避けて、髪質改善トリートメント(アプトグロスなど)で補修を優先。
必要であれば次回以降に矯正を重ねていきます。
髪を守るための組み合わせケア
アプトグロス水素トリートメント
活性酸素を水素の力で無害化し、髪の水分量を高めてくれます。
ホームカラーによる酸化ダメージを抑える効果も期待できます。
オッジィオットトリートメント
縮毛矯正の前後に使用することで、薬剤残留を軽減しながら内部を補修。
髪の弾力や艶を保ちながら、より自然なストレートを実現します。
ホームケアのポイント
ホームカラーをされている方ほど、施術後のケアが大切です。
- 毎日のシャンプーはアミノ酸系で優しく
- ドライヤー前にミスト&オイルで保護
- カラー直後のアイロン・高温ブローは避ける
こうした積み重ねが、次回の縮毛矯正の仕上がりを大きく左右します。
まとめ
ホームカラーをしていても、縮毛矯正はできます。
ただし、それは髪の状態を正しく見極めて施術する場合に限ります。
「できない」ではなく「どうすればできるか」を一緒に考える。
それが私のスタンスです。
髪の履歴を丁寧に見ながら、最も安全で美しい方法を提案しますので、
不安な方も安心してご相談ください。
【Palacchi 豊中店】
〒560-0021 大阪府豊中市本町1丁目8-2 日住豊中本町ビル 2F
豊中駅徒歩3分
[営業時間]10:00 ~ 21:00(年中無休・水曜不定休)
縮毛矯正最終18:00/カット最終20:00