最近、「髪質改善」という言葉をよく耳にしますよね。
SNSや美容室のメニューにも増えていますが、
「結局トリートメントと何が違うの?」という質問を多くいただきます。
結論から言えば、目的も仕組みも全く違います。
今回は、美容師としての経験をもとに、
“トリートメントと髪質改善の本当の違い”を分かりやすく解説します。
トリートメントとは?
トリートメントは、髪のダメージを補修し、質感を整えるためのケアです。
主にシャンプー後に行う外部・内部補修が目的で、
傷んだ部分にタンパク質・脂質・保湿成分を補うことで手触りを改善します。
トリートメントの特徴
- ダメージ部分の補修・保湿がメイン
- 1回の効果は数日〜数週間
- 髪の“形”を変えることはできない
- ホームケアでも再現可能
向いている人
- 髪のパサつきや乾燥が気になる
- カラー後のケアをしたい
- 定期的にメンテナンスしたい
髪質改善とは?
髪質改善は、髪の内部構造そのものにアプローチして“質を変える”施術です。
使う薬剤には、熱反応や化学反応を利用するものが多く、
トリートメントよりも深いレベルで髪を安定させることができます。
髪質改善の特徴
- 髪内部に働きかけ、質感を根本から整える
- 1〜2か月ほど持続する
- 熱や薬剤反応を利用する(酸熱系・水素系など)
- 継続するほど効果が蓄積される
向いている人
- ダメージによる広がりやうねりがある
- 髪に艶がなくなってきた
- トリートメントの効果を感じにくい
最大の違いは「内部へのアプローチ」と「持続性」
| 比較項目 | トリートメント | 髪質改善 |
|---|---|---|
| 目的 | ダメージ補修・保湿 | 髪の質感改善・内部安定 |
| 持続期間 | 数日〜数週間 | 約1〜2か月 |
| 成分 | タンパク質・油分・保湿剤 | 酸・水素・反応型成分 |
| 仕上がり | サラサラ・しっとり | 艶・ハリ・柔らかさ |
| 熱処理 | なし(ドライ程度) | あり(アイロンや熱反応を利用) |
どちらが優れているというよりも、
「何を目的にするか」で使い分けることが大切です。
私の考え方:髪質改善は“髪の再教育”
私は髪質改善を「髪の再教育」のようなものだと考えています。
髪は一度ダメージを受けると自ら回復することはできません。
しかし、水素や酸の力を使って内部を安定させ、
そこにトリートメント成分を入れてあげることで、本来のしなやかさを取り戻すことができます。
特に、アプトグロス水素トリートメントはその代表格。
活性酸素を水素で無害化し、水分量を増やすことで、
内部から潤いと艶を感じられる髪に導きます。
ヘアカラーや縮毛矯正と組み合わせることで、さらに高い相乗効果を発揮します。
「髪質改善トリートメント」は両者のいいとこ取り
最近は“髪質改善トリートメント”というメニューも増えていますが、
これはトリートメントの補修力+髪質改善の安定力を合わせたメニューです。
たとえば、あなたの髪の状態に合わせて
- 水素系(アプトグロス)
- 酸熱系(酸反応でハリ・艶アップ)
- システム系(オッジィオットなど)
を組み合わせることで、一人ひとりに最適な質感を作ることができます。
トリートメントと髪質改善、どちらを選べばいい?
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| パサつき・乾燥をすぐ改善したい | トリートメント |
| 髪の広がり・うねりを落ち着かせたい | 髪質改善 |
| ダメージも気になるけど艶もほしい | 髪質改善トリートメント |
| カラーや矯正の合間に質感を整えたい | 水素トリートメント(アプトグロス) |
まとめ
トリートメントは「補修」、髪質改善は「改善」。
目的が違うからこそ、髪の状態やライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
私は施術前にしっかりカウンセリングを行い、
今の髪の状態を見たうえで最適なメニューを提案しています。
- 即効で手触りを変えたいならトリートメント
- 根本的に質感を変えたいなら髪質改善
- どちらも大事にしたいなら“髪質改善トリートメント”
あなたの髪を一番綺麗に見せる方法を一緒に探していきましょう。
【Palacchi 豊中店】
〒560-0021 大阪府豊中市本町1丁目8-2 日住豊中本町ビル 2F
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[営業時間]10:00 ~ 21:00(年中無休・水曜不定休)
縮毛矯正最終18:00/カット最終20:00