縮毛矯正は、髪を綺麗に整えるための技術の中でも特に繊細な施術です。
同じ薬剤を使っても、髪の履歴・状態・カウンセリングの内容によって仕上がりがまったく変わります。
実は、縮毛矯正の“成功と失敗”を分けるのは技術よりもカウンセリング。
ここでは、私が日々の施術で最も大切にしている考え方をお話しします。
1. 過去の施術履歴をできるだけ引き出す
縮毛矯正で最も怖いのは、見た目では分からない内部ダメージです。
たとえ健康そうに見えても、過去のカラーやパーマの影響で内部が弱っていることがあります。
私はカウンセリング時に、できるだけ詳しくお聞きします。
- いつ最後に縮毛矯正をしたか
- カラーの頻度やホームカラーの有無
- ブリーチやハイライトをした経験があるか
ただし、ここで大事なのは「否定しないこと」。
ホームカラーや他店施術をされたことを責めるような言い方は絶対にしません。
それらも含めて“今の髪”を作っている大切な履歴だからです。
2. 髪質だけでなく「生活リズム」も聞く
縮毛矯正の仕上がりは、その人の生活スタイルにも大きく影響します。
たとえば──
- 朝のスタイリング時間をかけたくない方
- 湿気でうねりやすい職場環境の方
- スポーツやジムで汗をかく習慣がある方
こうした生活習慣を知ることで、
「どの程度のストレート感がベストか」「どのくらい持たせたいのか」が明確になります。
私はよく、「どんな朝が理想ですか?」とお聞きします。
“お客様の理想の朝”をイメージできると、施術のゴールが自然と見えてくるんです。
3. 髪の状態を見てから判断する
お客様が「クセが強いから強い薬で」と言われても、
実際に髪を触ってみると、ダメージのほうが深刻なこともあります。
私は、薬剤は「クセの強さ」ではなく「ダメージレベル」に合わせて選ぶようにしています。
酸性・アルカリ性という言葉にとらわれず、
その髪にとって最も安全で効果的なバランスを探します。
根元の新生毛には適度な強さの薬を、
既矯正部分や毛先には髪質改善の薬剤(オベリクスなど)を組み合わせて質感を整える。
そうすることで、全体の統一感と柔らかさを出すことができます。
4. カウンセリングで「不安を減らす」ことを意識する
縮毛矯正に失敗した経験がある方ほど、施術前に強い不安を抱えています。
「ピンピンになりそう」「傷みそう」「自然に仕上がるの?」など…。
私はその不安を一つずつ取り除くように説明します。
どんな薬剤を使うか、なぜその薬を選ぶのかを言葉で伝える。
説明が丁寧だと、お客様は安心して身を委ねてくださいます。
結果的に、それが一番“仕上がりの満足度”につながると感じています。
5. 髪質改善メニューを組み合わせてリスクを減らす
髪の状態によっては、いきなり強い矯正をかけるのではなく、
まずはアプトグロス水素トリートメントなどで内部を整えることを提案します。
これにより、髪内部の活性酸素を無害化し、水分量を増やしてから次の施術に進むことができます。
結果として、縮毛矯正の仕上がりが安定し、艶や手触りも格段に向上します。
まとめ
縮毛矯正で失敗しないために必要なのは、
特別な薬剤でも最新のアイロンでもなく、「丁寧なカウンセリング」です。
- 履歴を正確に知る
- 生活リズムを理解する
- 髪の状態を正しく見極める
- 不安を取り除く説明をする
この4つを丁寧に行うことで、縮毛矯正は必ず成功へ近づきます。
どんな髪の状態でも“今できる最善”を提案しますので、
不安がある方もどうぞ気軽にご相談ください。
【Palacchi 豊中店】
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縮毛矯正最終18:00/カット最終20:00