縮毛矯正をした後、季節ごとの気温や湿度の変化に合わせたヘアケアを行うことで、髪の状態を長期間にわたり綺麗に保つことができます。特に梅雨の湿気や夏の強い紫外線、冬の乾燥は髪に大きな影響を与えます。この記事では、季節ごとのヘアケアポイントを詳しくご紹介し、縮毛矯正した髪を美しく保つ秘訣をお伝えします。
1. 春のケア:気温上昇に備えて髪の保湿を強化
春は気温が上がり始め、髪も冬の乾燥から少しずつ解放されますが、油断は禁物です。春はまだ空気が乾燥している日もあり、また花粉やほこりが多く舞う季節です。縮毛矯正後の髪は特にデリケートなため、しっかりと保湿ケアをしておくことが大切です。
この時期は、オッジィオットのような保湿力の高いシャンプーを使い、髪内部に水分をしっかり閉じ込めましょう。髪の状態を安定させるためには、洗髪後のトリートメントも欠かせません。現場でよく見られるのは、「春だから大丈夫」とケアを怠るケース。縮毛矯正を長持ちさせるためにも、シーズンの変わり目には保湿に特に気をつけましょう。
更に言えば花粉やほこりは思ったよりも髪に付着しているものです。シャンプーの前に髪のすすぎをしっかり行い、キューティクルの間に入り込んだ花粉をしっかりおとしましょう。
また日頃からヘアオイルをつけいる方は気をつけた方が良いかもしれません。
オイルをたっぷりつけて外に出ると花粉を包み込んでしまう場合があります。
こちらもしっかりすすいでシャンプーする事で毎回落とすようにしましょう。
2. 梅雨のケア:湿気対策で広がりを抑える
梅雨の時期は、湿気による髪の広がりやうねりに悩む方が増える季節です。この時期が1番縮毛矯正のメニューが増える時期ですね。縮毛矯正をしていても、湿気が多いと髪が広がりやすくなります。そこで大切なのが、アウトバストリートメントを使ったケアです。
梅雨時の髪の状態はお客様によって異なります。毛先の広がりやうねりを防ぐためには、シャンプー後にオイルやミルクタイプのトリートメントを使い、髪の表面に保護膜を作りましょう。つけ過ぎも良くないので担当の美容師と相談して自分の髪質に合うものを探してみてください。
また、ドライヤーでしっかりと乾かすことも重要です。髪の水分を適度に保ちつつ、湿気から守ることで、梅雨時期でも理想のストレートヘアを保つことができます。わたしのおすすめはリファのドライヤー。めちゃくちゃQOL上がります!笑
あと出来れば梅雨に入る前にご予約ください。梅雨時は結構混み合います。
3. 夏のケア:紫外線と汗によるダメージから髪を守る
夏は紫外線が強く、汗や海水、プールの塩素など髪にとって過酷な環境が続きます。縮毛矯正をした髪は紫外線のダメージを受けやすいため、夏のケアは特に注意が必要です。この時期は特にお客様の髪のダメージを感じる時期です。
まず、外出時にはUVカットスプレーを使用して髪を紫外線から守りましょう。現場では、紫外線ダメージを軽く見がちなお客様も多いですが、紫外線は髪のキューティクルを壊し、縮毛矯正の持続性にも影響を与えます。また、汗で髪がベタつきやすい夏には、アミノ酸系の優しいシャンプーで頭皮をしっかり洗うことが大切です。頭皮ケアも並行して行うことで、髪全体の健康を保てます。
とはいえ、どうしてもダメージしてしまうので美容室でのケアもタイミングをみて行っていくといいでしょう。
4. 秋のケア:季節の変わり目に必要な栄養補給
夏の強い紫外線や汗によるダメージは、秋になってから髪に現れることが多いです。縮毛矯正をしている髪は特にデリケートなため、秋は髪の栄養補給に力を入れましょう。
お客様におすすめしているのは、トリートメントの栄養をしっかり髪に浸透させるケアです。オッジィオットのトリートメントなど、髪内部にまで働きかけるアイテムを使うことで、夏のダメージをリセットし、髪の状態を整えます。また、秋は気温が徐々に下がることで髪が乾燥しやすくなるため、ドライヤーの際には適切な温度で乾かすことを意識しましょう。
5. 冬のケア:乾燥から髪を守るための保湿テクニック
冬は空気が乾燥しやすく、縮毛矯正後の髪がパサつきやすくなります。この時期は、保湿に特化したシャンプーとトリートメントを取り入れることが重要です。現場でよく見られるのは、静電気による広がりや毛先の乾燥。これを防ぐためには、シャンプー後にヘアオイルを使い、髪に潤いを閉じ込めましょう。
縮毛矯正をした髪は、季節ごとに適切なケアを行うことで、いつでも美しい状態を保つことができます。季節ごとの気候に合わせてヘアケアを調整し、理想のストレートヘアを長く楽しんでください。どの季節でも健康で艶やかな髪を維持するために、今日から季節に合ったケアを取り入れてみましょう!