縮毛矯正は、髪のクセやうねりを真っ直ぐにする効果的な施術ですが、初めての方には少しハードルが高く感じることもあるかもしれません。どんな施術でも、事前に知識を持って臨むことで不安を和らげ、理想の仕上がりに近づけます。この記事では、初めて縮毛矯正を受ける方に向けて、基本情報や注意点をわかりやすく解説します。
1. 縮毛矯正とは?施術の基本的な流れを解説
縮毛矯正は、髪の内部構造に働きかけて、クセやうねりを真っ直ぐにする施術です。
基本的な流れとしては、まず髪全体に薬剤を塗布し、髪の結合を一度緩めます。
その後、一度薬剤を流してから髪の毛を乾かします。そして、ストレートアイロンで髪に熱を与えながらまっすぐに伸ばし、新たな結合を固定します。
最後にそのストレートを定着させる薬剤を塗布して少し時間を置いてから流します。
このプロセスにより、縮毛矯正後の髪は長期間にわたってストレートを保つことができます。
縮毛矯正は、施術に時間がかかることが多いですが、(2時間〜3時間)その分仕上がりも長く持続します。
2. 初めての方に知っておいてほしい!施術前の準備とは?
縮毛矯正を受ける前に、髪のコンディションを整えておくことが非常に重要です。
まず、髪に余分なダメージを与えないために、カラーリングやブリーチは施術の直前に行わない方が良いでしょう。特にブリーチは厳禁です。直前と言わずブリーチをした事がある部分が髪に残っている状態では縮毛矯正はやめておいた方がいいです。もし、そのような状態でも縮毛矯正をかけたいのならば、必ず信頼出来る美容師さんにしっかり相談してくださいね。
髪が乾燥していたり、過度に傷んでいる状態だと薬剤の浸透が不均一になり、仕上がりにも影響を及ぼします。ただ、少しダメージしている状態というのはかえって薬剤がよく浸透します。癖毛も伸ばしやすい場合があるので、やはりしっかり判断する事が大事ですね。
施術前は、特別に保湿効果の高いシャンプーやトリートメントで髪をしっかりケアしなくて大丈夫です。余計なコーティング剤は縮毛矯正の薬剤の浸透を妨げててしまいます。
3. 施術後のケアが重要!美しい仕上がりを保つためのポイント
縮毛矯正後は、施術直後の髪が非常にデリケートな状態になっています。まず、48時間以内は髪を結んだり、洗髪することを避けるのが基本です。と、昔は言われていましたが、個人的にはそれはどうかなぁ?と思います。
そもそも髪を結ぶと、それだけでクセがついてしまうことがあるため、縮毛矯正をするしないに関わらず普段からあまりきつく縛らない方が良しです。
洗髪についても洗おうが洗わまいが関係無くね?と思っています。施術中に何度も流すので髪が汚れているという観点からは洗う必要はないですが、気持ち悪ければ洗ってもらってます。ただお家で洗ったあとはしっかり乾かす事はお伝えしています。
さらに、縮毛矯正後は乾燥しやすくなるため、保湿ケアが不可欠です。オッジィオットのような補修効果の高いトリートメントを使って、髪に栄養を与えることで、ストレートな状態を長持ちさせることができます。
4. メリットとデメリット:縮毛矯正を選ぶ前に知っておくべきこと
縮毛矯正には、もちろん大きなメリットがあります。クセやうねりを真っ直ぐにでき、朝のスタイリング時間を大幅に短縮できることが一番の利点です。また、湿気の多い日でも髪が広がらないという点も魅力です。
しかし、デメリットもあります。縮毛矯正は見た目は物凄く髪が綺麗になります。ただ髪の内部的には負担の大きい施術ということは忘れないでください。施術後は適切なケアが不可欠です。
また、一度施術すると髪が伸びてくる部分に再度クセが出てくるため、定期的なメンテナンスが必要になります。このメンテナンススパンについてもあまり短期間でする事はおすすめしません。担当の美容師さんとしっかり相談してください。
縮毛矯正を初めて受ける方にとって、適切な知識と準備は非常に大切です。私は豊中で美容師をしており、日々お客様の髪質に合った縮毛矯正を提供しています。もし縮毛矯正について悩んでいる方や、どの施術が自分に合っているか迷っている方がいれば、ぜひお気軽にご相談ください。予約もいつでも承っておりますので、理想のストレートヘアを一緒に実現しましょう!