縮毛矯正とカラーリング:同時に行っても大丈夫?

美容
豊中の美容室パラッチ豊中店のスタイリストの澄です。縮毛矯正や髪質改善を中心に髪を綺麗にする情報を発信しています。サロンワークやスタイルはインスタグラムをチェックしてみてください→

@sumi_tasuya

縮毛矯正もカラーリングも、理想のヘアスタイルを叶えるために欠かせない人気の施術です。しかし、どちらも薬剤を使用するため、「同時に行っても髪にダメージが出ないか?」と不安に感じる方も多いと思います。この記事では、縮毛矯正とカラーリングを同時に行う際の注意点や、ダメージを抑えるためのポイントについて解説します。


縮毛矯正とカラーリングを同時に行うメリットとリスク

縮毛矯正とカラーリングを同時に行うことには、時間やコスト面でのメリットがあります。一度の来店で両方の施術が完了するため、忙しい方には特に便利です。しかし、どちらも薬剤を使った施術であるため、同時に行うと髪に大きな負担がかかるリスクもあります。カラー剤や縮毛矯正の薬剤はそれぞれ髪の内部に働きかけるため、同時施術によって髪の水分が奪われやすくなり、乾燥やダメージが進むことも。結果として、髪がパサついたり、切れ毛が増えたりする恐れもあります。これらのメリットとリスクを考慮しながら、髪の状態や自身のライフスタイルに合わせて判断することが大切です。


カラーリングは縮毛矯正の前?それとも後?

一般的に、縮毛矯正とカラーリングの施術順序は、縮毛矯正を先に行い、カラーリングを後にするのがベストとされています。これは、縮毛矯正の薬剤がカラーの色素を抜きやすいため、カラーを先に行うと色落ちが早くなることがあるからです。縮毛矯正後にカラーを入れることで、色持ちがよくなり、仕上がりも美しく見える利点があります。

ただし、ブリーチと縮毛矯正は相性が非常に悪く、施術を同時に行うことはもちろん、間隔を空けた場合でも強いダメージのリスクがあるため、避けることをおすすめします。ブリーチは髪の内部まで色素を抜く強い薬剤を使用するため、縮毛矯正と組み合わせると髪が極度に傷み、パサつきや切れ毛が生じる可能性が非常に高まります。どうしてもブリーチを希望する場合は、必ず担当の美容師とよく相談の上で慎重に判断してください。


髪質やダメージレベルによって異なる最適な施術方法

縮毛矯正とカラーリングを同時に行うかどうかは、髪質やダメージレベルに大きく影響されます。縮毛矯正とカラーリングが同時にできないほどダメージが強い場合、まずそのダメージを取り除くことが最優先です。例えば、過度なブリーチや度重なるカラーリングによるダメージがある場合は、原因を特定し、髪を回復させる施術やケアを行ってから縮毛矯正とカラーの施術を進めることが必要です。

施術の間隔を空けるだけでは、根本的なダメージ改善にはなりません。ダメージケアをしっかり行い、髪が健康な状態に近づいてから重複施術に入ることで、髪への負担を軽減し、美しい仕上がりを得ることができます。担当の美容師と相談し、最適なケアと施術プランを立てることで、理想の仕上がりを実現しましょう。


カラーリングと縮毛矯正を行う際のホームケアとアフターケア

縮毛矯正とカラーリングを行った髪を美しく保つためには、ホームケアが欠かせません。縮毛矯正とカラーの後は、髪が乾燥しやすくなるため、保湿力の高いトリートメントを使用することがポイントです。オッジィオットなどの補修効果が高いトリートメントで髪に潤いを与え、内部までしっかりとケアすることで、ダメージを防ぐことができます。また、ドライヤーで乾かす際は、低温で優しく乾かすようにしましょう。リファビューテックドライヤーなどの温度調整機能のあるドライヤーを使うと、乾かしすぎによるダメージを抑えられます。

さらに、縮毛矯正とカラーの後は紫外線対策も重要です。UVカット効果のあるスプレーやヘアミルクを日常的に取り入れ、髪を紫外線から保護することで、カラーの色持ちもよくなり、髪の美しさをキープできます。丁寧なアフターケアを心がけて、理想のヘアスタイルを長く楽しみましょう。


縮毛矯正とカラーリングは、どちらも髪を美しく整えるための施術ですが、同時に行うことで髪に負担がかかることもあります。施術前には自分の髪の状態を知り、美容師とよく相談することが大切です。理想の仕上がりを目指しながら、髪を健康に保つために、ぜひ今回のポイントを参考にしてください。髪のダメージや施術に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお声がけください!

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